スマフォ解禁！飛行機内での電子機器の新ルール
国交省規制緩和で、9月1日から飛行機内でのスマホ電源オフが不要になりました！
これは欧米において航空機内における電子機器の使用に関する方針が変更され、日本でも制限が見直されたもの。
そのため、これまでは離着陸時にすべての電子機器の電源を切る必要がありましたが、9月1日以降、機内モードにしたスマートフォンや電波を発信しないゲーム機などは電源を切ることなく、利用できるようになりました。
すでに離陸に向けて移動中の機内アナウンスも以下のように変化しています。
●以前：「全ての電子機器の電源をお切りください」
↓
●現在：「携帯電話など電波を発する電子機器は使用できません」
＜9月1日以降の状況まとめ＞
・機内モードのスマフォや、電波を発信しないゲーム機などは、旅客機が空港を離着陸する際なども電源を切る必要なく常時使用可能
・着陸の後、滑走路を離脱し誘導路に入った時点から、全ての電子機器が使用可能
・航空機を降りるまで利用不可だった通話等の外部との通信が、誘導路に入った時から利用可能
（※誘導路がない空港については、着陸の後の滑走が終了し駐機場に向かった時）
【スマホ】
「機内モード」に設定したスマートフォンなら旅客機が空港を離着陸する際など常時使用可能。電源を切る必要なし。
【タブレット】
「機内モード」に設定したタブレット端末なら旅客機が空港を離着陸する際にも常時使用可能。電源を切る必要なし。
離着陸の際、タブレット端末での作業を中断しなくても済むようになります。
【PC】
「機内モード」など電波を発信しない状態なら飛行中も利用可能。電源を切る必要なし。ただし「大型のノートPC」は、安全面を考慮して離着陸の際に収納を求められることも。
【メール】
メールの送受信は通信電波が出るので、飛行中は禁止。
着陸後は、誘導路に入った時点で利用可能。
【通話】
これも通信電波が出て、外部との通信になるので、飛行中は禁止。
着陸後は、誘導路に入った時点で利用可能。
これまでは、航空機を降りるまで利用できなかったので、若干緩和されました。
【機内WiFi】
機内ＷｉＦを使ったインターネット接続も法令上は常時使えるように。
しかし、航空各社はこれまで通り、飛行中のみサービスを提供。
【デジタルカメラ／ビデオカメラ】
機内で電源を切る必要がないので、離着陸時に外の景色を撮影可能。
旅客機からの着陸前の景色は飛行機に乗ったときにしか見れない貴重な景色、撮影したいという人も多いのでは？
【電子書籍】
これまでNGだった離陸時の読書がOKに！
電子書籍派の唯一の弱点ともいえる離陸時の読書が、今回の規制緩和で無事解禁されました。
その他、離着陸の際も電源を切ることなく、音楽プレーヤーで音楽を聴いたり、ゲームをしたりと機内でできることの幅は広がりそうです。
【9月以降も引続き飛行中の利用がNGなもの】
・機内モードにしていないスマホ
・モバイルWiFiルーターや、タブレット端末、携帯電話など、どんな機器でも外部と通信を行うもの。
→航空機内で行えるのは、機内Wi-Fiを利用した通信や、BluetoothかWi-Fiを利用した機内にある端末同士の通信のみ。
※なお外部との通信をおこなうものについては着陸後、誘導路に入った時から利用可能です。
以上ですが、飛行機の種類によって制限の内容が異なったり、航空会社によって対応が多少異なることもあるので、詳細は搭乗する航空会社のHPなどで確認することをおススメします。
世界の無料WiFi事情 ～フランス･パリ編～
花の都パリの無料WiFi情報をまとめてみました。
パリでもパリ市提供の「PARIS Wi-Fi」や、チェーン店が提供する無料WiFiを利用することで無料でインターネットに接続できます！
【空港】
＜パリのシャルルドゴール空港＞
WIFI-AIRPORTというフリーWiFiが、15分間無料で利用できます。
利用には専用のページにログインが必要です。
手持ちのデバイスからインターネットに接続しようとすると、自動的に空港のトップページに移りますので、そこから必要事項を入力し、はじめの15分は無料で利用できます。その先は有料で、クレジットカードなどで支払いが必要です。
無料に加えて、有料のWiFiサービスも提供しています。
＜WiFi Faster＞
・無料WiFiの8倍ほどの速さ
・広告ナシ
・自動接続解除なし
・€2.90/20分、€5.90/60分
＜WiFi Stronger＞
・無料WiFiの20倍の速さ
・広告ナシ
・自動接続解除なし
・同時に5つのデバイスまで接続可能
・€9.90/24時間
【市内】
パリ市が公園や、区役所、図書館などをはじめとする公共エリア260ヶ所で利用可能な無料Wi-Fi「PARIS Wi-Fi」を提供しています。
1回の利用は、2時間まで。2時間経過したら一度接続を切断し、再接続すれば、何度でも利用が可能。
・ネットワーク名：PARIS_WI_FI_←ここにWi-Fiスポットごとに振り分けられた数字が表示される
・マップ：Paris Wifi (mise à jour : août 2013)
※2013年4月現在
＜接続方法＞
1.PARIS Wi-Fiがあるゾーンに行き、スマホやタブレット等のデバイスをONにする
2.PARIS_WI_FI_というネットワークを選択する
3.利用しているウェブブラウザーを開いて、何かしらのウェブサイトのURLを入れると、リダイレクトされ、Paris Wi-Fi access portalが表示されます。
4.ウェルカムページで、必要事項を入力し、利用規約に同意して、‘CONNECT’ / ‘ME CONNECTER’をクリックすると登録完了/ネット接続スタート！
パリは、美術館や教会などの観光スポットには、Wi-Fiがない所が多いので覚えておくとよいでしょう。
【お店】
マクドナルド、スターバックス、エクスキ（EXKI）などのチェーン店で、無料でWiFiの利用が可能です。店名のWi-Fiを選択して接続します。
＜マクドナルド＞
パリ市内のマクドナルドの全店で無料wifiが利用可能。
＜スターバックス＞
パリのスターバックスは全店で無料wifiが利用可能
パリにあるスターバックス
＜その他＞
パリのFree Wi-Fiがあるお店
英語のお店検索ページですが、「Free wifi Paris」で検索してみたところ、2000件以上も見つかりました。参考にしてください。
【ホテル】
他の都市と同じく、ホテルによって、有料または無料のWiFiサービスがあります。
事前にホテルに確認してみましょう。
さらにパリには、WiFiのみならず、部屋にipadが備え付けられており、宿泊客なら誰でもりようできるサービスを提供しているホテルも増えています。
ipadが付いているパリのホテルはこちら（「無料でipadを貸してくれるパリの太っ腹ホテル」）
【番外編：ネットカフェ】
パリには、24時間営業のネットカフェ「milk」や、日本人向けのネットカフェ兼、ヨーロッパ初の漫画喫茶「うらばす」（2016年4月で閉鎖）があります。有料ですが、ネットカフェを利用するという手もあります。
【関連記事】
・世界の無料WiFi事情 ～イタリア･ローマ編～
・世界の無料Wi-Fi事情～イタリア･フィレンツェ編～
・世界の無料Wi-Fi事情～イタリア･ミラノ編～
・世界の無料Wi-Fi事情～イタリア･ヴェネツィア編～
・無料Wi-Fiが充実している世界の都市12選
無料でipadを貸してくれるパリの太っ腹ホテル
パリにあるipadを無料で貸してくれるという太っ腹な3つのホテルを紹介します。
1.レ パビリオン デ レトレス ホテル （Hotel Le Pavillon Des Lettres）
宿泊者は無料高速インターネットを利用できます。
トリップアドバイザーのコメントより
「なんと全室にiPad有ります！（スタッフに申し出て貸してもらう形式。）」
3.ル・シチズン・ホテル （LE CITIZEN HOTEL）
ホテル全域にてWi-Fi（無線LAN）完備。さらにこ、部屋にある固定電話から日本や世界各国の固定電話への通話が無料だそうです。
ipadについて念のためホテルにメールで問い合わせたところ、2010年10月からリクエスト制でpadを無料で利用できるサービスを提供しているとのこと。
さらにホテルの1階には今年2014年6月3日にオープンした日本の家庭料理を気軽に食べられ、お茶もできる和食カフェ「マル（ Maru）」があります。季節の新鮮な食材を使ったランチのは前菜2品、味噌汁、メインの丼物、食後のお茶がついて13ユーロ。14時以降には4ユーロのケーキセットも登場します。和食が恋しくなる人にはありがたいですね。
・和食カフェレストラン「マル(Maru)」
営業時間：火曜日－土曜日 12時～22時 日曜日 12時～16時
メールでの問い合わせに対する返信も早く、文面からはとても親切な雰囲気が伝わってきました。ここはきっととても素敵なホテルだと思います。HPには日本語版もありますので、気になる方は以下のリンクからチェックしてみてください。
トリップアドバイザーのコメントより
「到着すると、子供たちにはiPadの貸し出しとアイスクリームが振舞われました。それにどれだけ感動したことでしょう!!! ロケーションも最高でした」
※ipadを確実に利用したい場合は、念のため予約時にホテルに必ず確認してくださいね。
世界一住みやすい街 2014
先日英紙エコノミストが、世界140都市の住みやすさを比較しランキングした結果を発表し、オーストラリアのメルボルンが4年連続で１位を獲得しました。
「4年連続は、さすがにすごいな～」と思います。今年か来年には、友人も住んでいることですし、一度この目で「世界一の住みやすさ」を確かめるためにも行ってみたいと思います。
さてもう10年ほど前のことですが、私の友人はワーキングホリデーや、現地の友人を訪ねるからと、この世界一住みやすい街がある国へ旅立ちっていきました。その2名は、今では世界一住みやすい街の住人です。
そこで、現在メルボルン在住のその友人に実際の住み心地について聞いみました。
●友人は「たしかに私はこの街に住んでて幸せだ」と言います。
レストラン経営に携わっている彼女は、困ることとしては「車がなかったら移動が大変、ビジネスを自分でしている人は家賃問題」などを挙げていますが、一番いい点として「様々な国の人が共存できているところ」だと言います。いまだに「人種差別」はあるようですが、彼女自身は人種差別を感じたことはなく、親切にされた経験の方が多いとのこと。
さらに「レストランにやってくるお客様はよい人ばかりで、日本で接客をしていたときには考えられないような嬉しいフィードバックと笑顔をもらえて、日々幸せな気分になれ、恵まれた日々に感謝している」そうです。
今世界では、たとえ先進国と言われている国であっても自国の経済不況から、より経済的に豊かで、仕事が見つかり、尚且つ住みやすい場所へと移動する若者が増えています。イタリアの多くの若者もオーストラリアに仕事を求めて移住しています。
このような動きから数年後には多種多様な人種が共存する街が、世界中にもっと増えているかもしれませんね。私としては、これが世界平和につながるといいなと思います。
それでは最後に、2014年の「世界一住みやすい街」のランキングを紹介します。
オーストラリアから4都市、カナダから3都市もランクインされています。
ちなみに10位までのランキングは2011年から変わっていないそうです。
1 位 メルボルン（オーストラリア）
2 位 ウィーン（オーストリア）
3 位 バンクーバー（カナダ）
4 位 トロント（カナダ）
5 位 アデレード（オーストラリア）
5 位 カルガリー（カナダ）
7 位 シドニー（オーストラリア）
8 位 ヘルシンキ（フィンランド）
9 位 パース（オーストラリア）
10位 オークランド（ニュージーランド）
このランキングは、安定性、医療、文化・環境、教育、インフラの5分野・約30項目のランクに基づき「住みやすさ」を数値化したものです。
【海外旅行 Travel Tips】混雑を避けてヴァチカン美術館を楽しむ方法
イタリア、ローマのヴァチカン美術館。
行ったことはある人は分かると思いますが、入場するまでにかなり並びます。
そして、入場した後もかなりの混雑が見込まれます。
今日は、できるだけ混雑を避けてヴァチカン美術館を楽しむ方法を紹介します。
【1】入場券はオンラインで事前購入！
現地で入場券を購入する場合入場するまでの列以外にも、入場券を購入するために並ぶ必要がでてきます。
予約は60日前から可能。予約手数料が人に4ユーロかかります。
以下のサイトで紹介されている予約方法が分かりやすいです。
バチカン美術館のインターネット予約方法 | Posso Italia
※世界観光の日にあたる2014年9月27日の日中の入場は無料となっています。
【2】夏に行くなら、夜間を狙え！
夏は夜間もオープンしているヴァチカン美術館。
皆さん美術館よりもディナーや夜の外出で意外と夜は空いています。
日差しが強い日中よりも涼しくて空いてる夜がおすすめです。
＜夜間の開館時間＞
夜間開館日：5/2～7/25、9/5～10/31の金曜日
開館時間：19:00 ～23:00 (最終入場 21:30)
行ってみたい！世界のレストラン
普段旅先で行くレストランは行き当たりばったりで、このレストランに行きたいからその街に行く！というようなことは殆どない私ですが、最近、どうしても行ってみたいレストランが2つあります。それはミシュランを獲得した高級レストランでもなく、日本食レストランでもなく（海外在住なので日本食レストランはいつも行きたい 笑）常識を覆したものすごく素敵なレストランなのです。
折角なのでそのレストランを紹介します。
1.SIGNS
1つ目はウェイターやウエイトレスなどスタッフの大半がろう者で、手話でのみオーダーを取るというレストラン。場所はカナダ。お店の名前は「Sign」
障害を持った方たちの雇用問題は世界共通。日本でもきちんと喋りができても、聴覚に障害があるというだけで仕事を見つけるのは至難のわざと言います。
カナダでも聴覚が制限されている人の失業率のパーセンテージは高く、社会問題のひとつとなっています。そんな中、昔他のレストランででマネージャーとして働いていたオーナーが、常連客のろう者に覚えた手話で話しかけてとても好評だったことがきっかけで、このレストランをオープンすることに。障害者の方の雇用機会の増加だけでなく、耳が聞こえる人にとっても一歩踏み込んでろう者の方とコミュニケーションがとてる貴重な場になるのではないでしょうか。
メニューには手話でのオーダーの仕方がイラスト付きで書かれていますのでたとえ手話を知らない人でもそれを見ながら手話をしてオーダーできます。
また上手くできず通じない時は、指示しオーダーでもOKで、通訳スタッフも待機しているそうです。
2.JBJ Soul Kitchen
続いては、アメリカのニュージャージー州に2011年にオープンしたは「JBJ Soul Kitchen（ＪＢＪソウルキッチン）」ここでは有機野菜などを使った美味しそうなコース料理を楽しむことができます。
しかしこのレストランのメニューには、価格表示がありません。理由は、お金が払える人は20ドルほどを、そうでない人はレストランで調理や給仕などのボランティアできるシステムだから。なんでそんなシステムなのかというとレストランのオーナーが「アメリカで6人に１人が腹をすかせたまま寝るような生活をしている」と知り、お金で支払えない人でもお腹いっぱい食べれらるような場所を実現させたから。
そんな熱い思いのオーナーは、ニュージャージ出身の米ロックバンド「ボン・ジョヴィ」、ジョン・ボン・ジョヴィさん。食材は全てオーガニックで、味にも拘りがあるそうです。
JBJ Soul Kitchen
http://www.jbjsoulkitchen.org/en
世界にはまだまだ素敵なレストランがありそうですね。
世界の無料Wi-Fi事情～イタリア･ヴェネツィア編～
これまでローマ、フィレンツェ、ミラノの無料WiFi事情をお届けしてきましたが、今日はヴェネツィアのWiFi事情についてご紹介します。
【市内】
今のところ旅行者が気軽に利用できる無料のWiFi（あってもイタリアの携帯電話番号などの詳細登録が必要だったりする）はありませんが、旅行者でも利用可能なヴェネツィア市が提供する有料のサービス（the Venezia Unica Wi-Fi network）があります。
ヴェネツィアにもインターネットポイントがいくつかありますが、料金は30分2～3ユーロほど、それに比べてこのサービスなら、以下の通り比較的リーズナブルな料金で利用が可能です。（*料金は、2014年8月現在）
Venezia Unica Wi-Fi networkの利用方法は、事前にオンライン上で以下のいずれかのパスを購入し登録を行います。その際にユーザーネームとパスワードを設定し、自分のログイン詳細でログインした状況でインターネットに接続ができます。
- 24時間パス：5ユーロ
- 72時間パス：15ユーロ
- 7日間パス：20ユーロ
詳しい接続方法は、Veniceconnected.comのこちらのページ（英語）へ。
●WiFiアクセスマップ
Mappa Access Points | Cittadinanza Digitale
【お店】
ヴェネツィアのFree Wi-Fiがあるお店 「Free WiFi Venice」での検索結果は、80件。参考にしてみてください。
【関連記事】
世界の無料WiFi事情 ～イタリア･ローマ編～
世界の無料Wi-Fi事情～イタリア･フィレンツェ編～
世界の無料Wi-Fi事情～イタリア･ミラノ編～
無料Wi-Fiが充実している世界の都市12選
