エディンバラ・フェスティバル(Edinburgh・Festival)
■エディンバラ・フェスティバルとは?
スコットランドの首都・エディンバラで毎年夏に開催される、複数のフェスティバルをひとまとめにした呼び方です。
(「エディンバラ・フェスティバル」というフェスティバルがあるわけではないんですね。)
フェスティバルの殆どは、8月のほぼ同じ時期に行われます。
中でも有名なのが「エディンバラ国際フェスティバル」「エディンバラ・フェスティバル・フリンジ」「ミリタリー・タトゥー」の3つ。
会場は市内の劇場やコンサートホールから、公園や街の一角まで多岐に渡り、エディンバラが1年で最も賑う時期です。
■8月に開催されるフェスティバルを紹介!
2013年 8月9日〜9月1日
エディンバラ・フェスティバルの始まるきっかけとなった、エディンバラ国際フェスティバル。
1947年から続く歴史あるフェスティバルです。
オペラ、ミュージカル、演劇、コンサート、バレエ、ダンス等、開催者から招待された世界で活躍する芸術家の公演が行われます。
2013年 8月2日〜26日
参加者は、プロからアマチュアまで様々。音楽、演劇、コメディー、大道芸、パフォーマンスのジャンルもバラエティに富んだフェスティバルです。日本からも多くの芸術家が参加しています。
このフェスティバルは、1947年に上記のエディンバラ国際フェスティバルに招待されなかった者が、実費で公演を行ったのが始まり。現在では国際フェスティバルに並ぶ重要なフェスティバルです。
「ミスター・ビーン」でお馴染みのローワン・アトキンソンも、学生時代にこのフェスティバルに参加しています。
2013年 8月2日〜24日
エディンバラ城前のエスプラネード(esplanade)で行われる人気の催し物。
ドラムパフォーマンスや、タータンチェックの伝統衣装を身につけた兵士達の行進、スコットランドの伝統楽器であるバグパイプ演奏のほか、世界各国から集まるダンサーグループやバンドのステージが楽しめます。
ちなみに、ミリタリー・タトゥーのタトゥーは、入れ墨ではなく、軍隊のラッパのことです。
※ミリタリー・タトゥーでは雨が降っても傘をさす事はできません。カッパを持参しましょう。
2013年 8月1日〜9月1日
2004年から毎年続く、エディンバラ最大のアートフェスティバル。エディンバラの主要なギャラリーや、美術館、アート・スペースで行われます。
多くの催し物が入場無料。
2013年 8月10日〜26日
子供達から大人までが楽しめるブックフェスティバル。イベントの数はなんと700以上!
朗読会や作文ワークショップ、著名人の講演、パネルディスカッション等、幅広い年齢層に合せたイベントが企画されています。
詳しいプログラムは6月20日正午に発表。
8月ではありませんが、こんなフェスティバルも開催されます。
エディンバラ国際映画祭(6/19~30)
エディンバラ・ジャズ・ブルース・フェスティバル(7/19~28)
■エディンバラ・フェスティバル Travel Tip!
【宿泊】
8月のエディンバラは各宿泊施設も値段高騰。世界中から観光客が集まるため、前もってホテルを予約する必要があります。
Visit scotland ホテルからユースホステルまでスコットランドの宿泊施設を検索できる。
SYHA スコットランドのホステルを検索できる。
【エディンバラへの行き方】
日本からの直行便はないので、ロンドン、またはヨーロッパ各都市経由で約16時間〜。
ロンドンから鉄道を利用の場合は、ロンドン・キングスクロス駅(KingsCross)からエディンバラ・ウェーバリー駅(Waverley)まで約4時間半です。
【エディンバラの気候】
エディンバラは、8月といえど夜はとっても涼しくなります。特に夜の公演を鑑賞する場合は、上に羽織れるものを持参すると良いでしょう。