無料Wi-Fiが充実している世界の都市12選
いまや海外旅行に欠かせないスマフォやタブレット、これらの電子機器はインターネットに接続すると最強の海外旅行の武器になります。そこで海外旅行先でも欠かせないのが、（できれば無料で）インターネットに接続ができる環境。今日は、そんな夢のような無料WiFiサービスが充実している世界の都市とそのサービスをリストアップしてみました。
ぜひお役立てください。
台湾 台北
最近は日本人観光客にも人気の高い渡航先、台湾！台北市は、観光スポットや地下鉄、公共施設周辺等で利用可能な約5,000の無料WiFiスポット「Taipei Free」を提供しています。屋外の公共スペースでは、24時間年中無休で利用可能。
事前にウェブサイト上で日本語で登録又は、台北の空港の専用カウンターで登録が可能。さらに「Taipei Free」に登録していると、「itaiwan（台湾全土）」、「New Taipei（新北市）」のWi-Fiサービスも無料で利用できます。
ネットワーク名：「TPE-FREE」（Taipei Free）
マップ：台北無料公衆無線LAN
オーストラリア パース
パース市は、2013年11月から、パースの主な中心地CBDエリアとノースプリッジピアッツァをカバーする無料Wi-Fi「Perth Wi-Fi」を提供しています。
利用には、50mbsまでのデータ量の制限又は、（データが50mbsを超えなくても）1時間ごとに再接続する必要があります。
マップ：Free City WiFi | City of Perth
フランス パリ
パリ市は、公園や、区役所、図書館などをはじめとする公共エリア260ヶ所で利用可能な無料Wi-Fi「PARIS Wi-Fi」を提供しています。
1回のセッションは、2時間まで。利用が2時間経過したら、一度接続を切断し、再接続すれば、何度でも利用が可能。
ちなみに美術館や教会などの観光スポットには、Wi-Fiがない所が多いそうです。
ネットワーク名：PARIS_WI_FI_ここにWi-Fiスポットごとに振り分けられた数字が表示される
マップ：Paris Wifi (mise à jour : août 2013) - Google Maps
中国 マカオ
マカオには、マカオの住民をはじめビジターにも無料で開放されている「WiFi GO」があります。24時間利用できるエリアと８時～25時の間利用できるエリアがあり、およそ150ほどのWi-Fiスポットが利用可能です。
サービスの質を安定させるために【最大下り3Mbps／上り512kbps】というスピード制限があります、しかし実際のスピードは、同時に利用している人の数にも左右されます。
利用は1回45分ですが、その後も引続き利用可能であれば、再接続して利用を継続できます。
ネットワーク名：WiFi GO／“wifigo”
マップ：WiFi GO
香港
香港政府は、公園や図書館、ビジターセンター、各観光スポット、フェリーターミナルなどありとあらゆる場所で利用可能な無料のWi-Fiサービス「GovWiFi」を提供しています。
さらに2013年7月には、MTR WiFiもスタート！これは、MTRの駅で、デバイスごとに15分間の無料WiFi接続を、一日5回まで利用できるサービスです。
ネットワーク名：GovWiFi
マップ：GovHK: Locations
マップ：MTR > Getting Around > Wi-Fi Services
HK GovWiFi のアプリ
フィンランド ヘルシンキ
オーロラ、ムーミンでお馴染みのフィンランドは、IT先進国でもあります。無料Wi-Fiの普及率は高く、ヘルシンキ市の中心カンピ地区からマーケット広場、カイヴォプイスト公園の海岸まで利用可能なヘルシンキ市が提供する無料のWiFiサービスがあります。
登録もパスワードも不要で、バスやトラム等の公共機関上でも接続可能です。
ネットワーク名：Helsinki City Open WLAN
マップ：サービスポイント
アメリカ ニューヨーク
NYでは、ホテルをはじめ、スターバックス、マクドナルド、レストラン、カフェ、ファーストフード、アップルストア、公園、公衆電話、地下鉄等、ありとあらゆるところで無料Wi-Fiが見つかります。またNYの多くの公園やタイムズスクエア、バッテリーパークシティフェリーターミナルなどの観光スポットも網羅されていますので、NYでネットに全く接続できない！なんてことにはならないでしょう。
最近では、NYの地下鉄で利用できるTransit Wireless WiFiやLinkNYCという無料の高速WiFiサービスも充実してきているようです。
さらにNYにある公園のWiFiのホットスポットが確認できるWi-Fi Hot Spots : NYC Parks も便利です。
ネットワーク名: Transit Wireless WiFi ＮＹ地下鉄の無料WiFi
ニューヨークで手持ちのスマホやタブレットで確実にインターネットを利用したい方には、1ヶ月5,994円の定額でパケットとSMSが使い放題になるモベルのアメリカSIMがおすすめ。
イスラエル テルアビブ
テルアビブ市は、観光客に人気の観光スポットをはじめ、ビーチや公園、ヤッフォ周辺等の80ヶ所で誰でも無料で簡単に利用できる公共のWi-Fiサービスを提供しています。
難しい設定やログインも不要です。80ヶ所のうち20ヵ所は、住民投票によって設置場所が選ばれたそうです。
ネットワーク名：free_tlv
イタリア フィレンツェ
フィレンツェは、イタリア国内で、無料WiFiサービスの利用登録手続きを省いた最初の都市です。以前は利用するのに、現在のローマの無料WiFi（世界の無料WiFi事情 ～イタリア･ローマ編～）のように携帯電話番号の登録が必要でしたが、2013年9月5日からこの登録が不要になりました。
今では一日2時間、誰でも自由にフィレンツェ市の提供する無料WiFiサービス「Firenze WIFI」を利用することができます。
フィレンツェに3日以上滞在する！という方には、フィレンツェカードも便利です。
1枚72ユーロ、72時間有効（1時間1ユーロ計算）のフィレンツェカードを購入すると、フィレンツェにある72軒の美術館、博物館、歴史的建造物などに予約＆待ち時間なしで入場でき（特別展も含む）、ATAFフィレンツェの市バス・トラムが全て無料で乗り放題です。これに、フィレンツェ市が運営している無料WiFiサービス72時間分が含まれるのです。WiFiを利用の際は、カードの番号を入力必要があり、これで時間制限なく優先的に接続できるそうです。
ネットワーク名：Firenze WiFi
マップ：マップ
エストニア タリン
スカイプが開発された国、エストニア。最初に公共のWiFiが設置されたのが、2001年、ここでは世界でも先駆けて（2005年から）市民に無料WiFiが提供されています。エストニアの空港、電車、バス停などはもちろん、さらにはビーチや森の中などこんなところまで？という場所でフリーWiFiに接続できます。タリン市内のホットスポットは30箇所ほどで、登録等も不要なので、利用のデバイスをONにして、TallinnWiFi（Wifi in Estonia）に接続するだけで利用が可能です。
ネットワーク名：TallinnWiFi
ドイツ ベルリン
Public WiFi Berlinというベルリン市が提供する無料WiFiを利用できます。 一日30分までという時間制限はありますが、登録が不要なのは嬉しいところ。現在100以上のホットスポットで利用可能。
ネットワーク名：Public WiFi Berlin
関連リンク：Berlin - W-LAN for all: “Public Wi-Fi Berlin” - visitBerlin.de EN
イギリス ロンドン
2012年に開催されたロンドンオリンピックの際に、ロンドン市長が全面的にバックアップしたこともあり、ネットワークの普及がかなり進んたロンドン。空港、地下鉄、美術館や博物館、さらに街中でも比較的容易に無料WiFiにが見つかります。英国で2番目に大きい電話会社O2社が提供する無料WiFiサービスや、英国内に11,000のホットスポットを持つTheCloud社(Hotspot - Free WiFi Hotspot Finder | The Cloud)の無料WiFiサービス、さらには無料WiFiサービスを提供するカフェやレストランなどもいたるところにありまさに無料WiFi天国といえるかもしれません。ロンドンに行ったら、とりあえず無料WiFiをデバイスで探してみるとよいでしょう。
上記以外の都市の無料WiFiスポットを検索したい方は、こちらの記事（世界の無料Wi-Fiスポットを検索できる3つのサイト）を参考にしてください。
といっても、いざ現地に行ってみると無料WiFiになかなかつながらないことも少なくありません。そんな時に、ワールドSIMカードも持っていれば安心です。
関連リンク：ロンドンの無料WiFiスポットのご紹介 モベル店長＆スタッフ発、海外ケータイ電話事情！
