海外旅行に役立つTravel Tips! from海外ケータイのモベル

海外携帯電話のモベルがお届けする、海外旅行にまつわる情報です。

2015年2月発券分から値下げの燃料サーチャージ 長距離フライトでは7,000円ほどお得に

   f:id:mobell:20040902085435j:plain
明けましておめでとうございます。
今年最初の記事は、ちょっと嬉しい燃料サーチャージの値下げについてです。

去年の9月以降下がり続けている原油価格の影響で、各航空会社は、2015年2月1日以降発券分の日本発着便の燃油サーチャージを値下げを発表しています。
円安の影響で、海外旅行先での滞在費が高くなりつつある今の時期、少しでも航空券を安く買えるのは素直に嬉しいですね。
これから海外旅行を計画している方は、旅行する時期、航空券を予約する時期によってより安く買えるという事がありそうですので、要チェックです。

各社値下げを発表している航空会社では、2015年2月1日以降発券分の日本-欧州/北米/オセアニア間などの長距離フライトでは、どこも7,000円ほどの値下げを行っています。

JALANA(ほぼ全区間で値下げ)

JAL国際線「燃油特別付加運賃」「航空保険特別料金」のご案内(2015年1月9日更新)
ANA国際線旅客「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」を改定

カンタス航空:(日本~オーストラリア間 で7,000円の値下げ)燃油特別付加運賃|予約|カンタス航空|日本地区
タイ国際航空:(日本-タイ線で20ドルの値下げ)燃油特別付加運賃のご案内 | タイ国際航空

アリタリア航空(日本~イタリア間のフライトでは、21,300円→2月以降14,300円に値下げ)燃油サーチャージのお知らせ | Alitalia

さらにシンガポール航空ガルーダ・インドネシア航空など3ヶ月毎の見直しを採用している航空会社では、2015年4月発券分からの値下げが期待できそうです。

またOPECが原油の減産見送りを決めたこともあり、今後すぐに原油価格が上昇することは考えにくい状況です。そのため12月~1月の価格を基にする来年4月~5月発券分も、2・3月発券分同様、またはより安くなる可能性があるということも考慮しておくとよいでしょう。

知っておきたい燃料サーチャージのこと

燃料サーチャージとは?

飛行機の燃料代。以前は、航空券代金でまかなえていたが原油価格が値上がりし、旅客機では2005年から運賃とは別に徴収されるようになったチャージのこと。航空会社によって2ヶ月、3ヵ月毎に原油価格の変動に合わせて価格が見直される。
ちなみに一部、燃油サーチャージ自体を徴収していない格安航空会社もある。

航空券購入時に注意したいこと

燃料サーチャージ値下げの場合:「値下げ後に予約・発券で、値下げ後の価格が適用される。」
燃料サーチャージ値上げの場合:「値上げ前に予約・発券すれば、値上げ前の価格が適用される。」

※さらに経由便は、各便に燃料サーチャージが発生するため、チケット代金が高めでも直行便の方がトータルでは安くつくこともある。