海外旅行に役立つTravel Tips! from海外ケータイのモベル

海外携帯電話のモベルがお届けする、海外旅行にまつわる情報です。

今度グアムに行くのですが、ESTA(エスタ)申請は、必要ですか?

ちょっと微妙な疑問ですよね?!グアムはアメリカの領土だから、やっぱり必要でしょ?!
でもいらなかったりして・・・さて、実際はどちらでしょう?!

f:id:mobell:20140129193604p:plain


さっそくグアム政府のHPを確認してみると、

グアム島へ渡航する場合提出する入国書類により、
ESTA申請が必要な場合と不要な場合がありますのでご注意ください。」

※ちなみに、「グアムはアメリカの準州です。入国審査(Immigration)はアメリカ連邦政府が管轄し、
税関(Customs)はグアム政府が管轄しています。」

意外にも、提出する入国書類によって、2つの可能性がありました!!
(※91日以上滞在する場合は、ビザが必要)


【A】まずは、ESTA申請が不要な場合


●提出する入国書類:I-94とI-736の2種類


グアムに短期商用・観光目的での渡航予定で、新グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(I-94とI-736の2種類の用紙に要記入)を利用して、入国する場合は、ESTAの事前申請は必要ありません。ただし、最大45日までの滞在となります。」

グアム入国時に2種類の書類に記入すれば、ESTA申請していなくても入国OK!ということですね。

どんな書類かは、グアム政府のHPで確認できます。(日本語です)
http://www.visitguam.jp/travel/


【B】ESTA申請が必要な場合


●提出する入国書類:I-94Wの1種類
追記:I-94Wの記入・提出は2010年6月18日より免除されました。

米国に短期商用・観光目的での渡航予定で、米国のビザ免除プログラムを利用して入国するビザなし渡航者は、米国行きの航空機や船舶に搭乗する前にオンラインで渡航認証を受けることが必要になります。最大90日間滞在可能となります。」

太字の部分ですが、グアムではなく米国になっています。
そこで、アメリカ大使館のグアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラムを見てみると、

「グアムあるいは北マリアナ諸島への渡航者がグアム-北マリアナ諸島ビザ免除プログラムを利用する場合は、ESTA申請は必要ありません。」これは、【A】の2種類の書類に記入するケースですね。

そしてさらに読み進めていくと、

「グアムあるいは北マリアナ諸島に45日以上滞在する予定の渡航者、あるいは米国内他都市に渡航する場合は、通常のビザ免除プログラムを利用することができます。通常のビザ免除プログラムで渡航する場合は、ESTA申請、有効なVWPパスポート条件に準じたパスポートを所持していることが必要です。
米国内の都市(グアムや北マリアナ諸島を含む)での就労や留学の目的で渡航する場合、あるいは医療上の問題のある渡航者、逮捕歴のある渡航者、以前に米国への入国を拒否された渡航者についてはこれまで通りビザ申請が必要です。」


ビザ免除プログラム(VWP)とは?
適格と認定された市民と(日本を含む)特定国市民が90日間以内の期間、観光または商用目的で米国にビザなしで渡航する事の出来る国土安全保障省が施行しているプログラム



*まとめ*

グアムのみへ短期間(45日間以内)旅行する場合、ESTAを申請しないことも選択可能だが、その場合グアム入国の際に2種類の書類への記入を求められる。
グアムに45日以上滞在するまたは、(グアム経由で)アメリカ国内に入国する際に、ビザ免除プログラムを利用して入国する場合は、ESTA申請が必須。

またビザを必要とする留学・就労などの目的で渡航する場合は、渡航目的に準じたビザを使用して入国することができる。



※この情報は2010年3月現在の情報となります。
 今後情報の変更などの可能性もありますので、ご注意ください。




私の勝手な結論としては、
もちろんグアム入国の際は、必ずしもESTA申請が必要でないことが分かりましたが、申請は今なら無料!&とっても簡単なので、無料のうちに申請しておくのがよいかと思います。
追記:2010年9月8日より、ESTA申請が有料になっています。

★米国大使館ESTA(エスタ)申請公式ウェブサイト:ESTA申請は無料有料
http://tokyo.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-esta2008.html


少しでも参考になったら幸いです。