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The イタリア旅行カンニングペーパー其の1

〜イタリア旅行の予備知識 パート1〜

イタリアに住んでいると、イタリアへ旅行しようと計画している日本の友達から、イタリア旅行について色々な質問をされる事が多々あります。個人的には、旅先の国へなんの知識なしで訪れるより、少しでも何か知識を持って訪れる方が、倍楽しめるような気がします。例えば、現地の人の習慣や慣わしなど知っていると、実際に行ってみて本当にそうなのか?を確かめてみたり、なんていうちょっとしたことでも楽しめてしまいますよね。挨拶なども覚えて言って、使ってみて、通じたりすると嬉しいですよね!?そこで、イタリアやイタリア人に関するイタリア旅行前に知っておくと、便利!またはイタリア旅行をより楽しめるカンニングペーパーを作成してみました。たくさんあるので何回かに分けてお送りしようと思います。

          


カンニングペーパー1は、主に一般的な事柄に関する【Uno! イタリア旅行に関する助言とTravel Tips】です!


          

  1. イタリアに行くならローマ・フィレンツェヴェネツィアは観光ルートから外すべからず!初めてのイタリア旅行でこれらの街に行かずに、観光客の少ない穴場の観光地に行くのは、もったいない!
  2. そうは言っても、時間を作って大きな街から出てみよう!本物のイタリアは、小さな町でこそ見ることができる!
  3. トスカーナ州は・・・・やっぱりすばらしい!訪れる価値のあるイタリア中世の町や村が無数にあり、見所が盛りだくさん。温泉だってある!といってもトスカーナ州だけがイタリアじゃありません。南イタリア・プーリア州 アルベルベッロのトゥルッリの谷や、美食の都として有名なエミリア・ロマーニャ州!(ボローニャやパルマの生ハム、パルミジャーノ・レッジャーノ、モデナのバルサミコ酢などは昔から世界中の人々の舌を魅了し続けています。)などでは、大きな都市に比べ、観光客が少ないので、現地の人と直接触れ合う機会も多く、一味違うイタリアを発見できることでしょう!
  4. イタリアではチップは義務ではありません。イタリアではプロのウェイターやウエイトレスさんも技術者なみのお給料をもらっています。チップは、何か特別なサービスがあって自分が払いたいと思わなければ特に必要ありません。
  5. ローマやヴェネツィアなど観光客が集まる大きな街では、常にスリ犯罪の危険が伴います。特に人が集まる、地下鉄、バスなどの乗り物、観光客比率の高いスポットは、スリの格好の仕事場。特に大金を持っていると思われがちな日本人は、狙われやすいともいえます。大きな被害を避けるためにも貴重品を小分けにして所持するなど常に警戒して行動するに越したことはありません。見えやすい=取りやすいところに携帯などの貴重品がはいった口の開いたカバン、洋服のポケットに貴重品を入れる、など日本で当たり前のようにしている事はイタリアではNGです。例えば鉄道での長距離移動の電車内でスーツケースを座席から離れた荷物置き場に置く場合など、自転車のチェーンローックなどを使って荷物を固定してしまうのも1つの方法です。
  6. イタリアでは新聞配達はほぼ見かけません。通常新聞が必要な人は毎日、Edicola(エディコラ)と呼ばれる新聞・雑誌の売店で購入します。エディコラは毎日開いていて、新聞をはじめ、大人向けの付録付きの雑誌など色々なものが売られています。日本へのちょっと変わったイタリア土産なども見つかるかもしれません!イタリアのゴシップ雑誌を日本へのお土産にしたことがありますが、意外と好評でした!イタリア人にとって、エディコラに行くのは、毎朝バーに寄ってエスプレッソやカプチーノをオーダーするのと同じくらい日常的です。
  7. 通りにある広告掲示板の“Feste(フェスタ)”や”Sagra(サグラ)”という言葉に注目!屋外で行われるイタリアのフェスタやサグラは日本のお祭りのようなもので、食べ物に因んだものが多くあります。もし偶然にもあなたが、イベント会場の近くにいるなら、ぜひ訪れてみてください!イベントには、さまざまな街からいろんな人が集まってきています。そして、おいしいイタリアンフードにありつけることでしょう!
  8. イタリアの日付の記載の順番は、日にち/月/西暦の順になっています。食品の賞味期限や電車のチケットの日付などのチェックの際に要注意!
  9. 時間表示は、24時間です。午後2時→14時
  10. 中に入るときには押して、出る時には引く!アメリカと反対です。
  11. 空港や駅には公共のトイレ設備がありますが、場所によっては有料又は、入り口におじさんやおばさんが居てチップを求められます。例えば、ボローニャ駅にあるトイレは有料です。トイレの入り口に小銭を入れる機械がありますので、予め小銭を準備しておきましょう!また手渡しの場合、お釣などもらえない場合を考えて、予め小銭を用意しておくのが得策です。
  12. バール(日本の喫茶店)やカフェの中にあるトイレは、お店で飲食をしたお客様専用です。トイレが必要になったらバールに入ってトイレを利用するのもひとつの手です。その場合、まずはエスプレッソやベットボトルのお水を注文し、その後に、トイレはどこにあるか訪ねましょう。多くのバールやカフェにあるトイレは、鍵が閉まっていて、お店の人にトイレを利用できますか?と聞くと、トイレの鍵を貸してくれるので、その鍵でトイレに開けて入り、済んだらまたトイレに鍵をかけてその鍵をお店の人に戻します。エスプレッソの値段は、カウンターの立ち飲みならほぼ0・9ユーロ(約110円)程度です。座れるテーブル席では別メニューの高い料金をとる場合が多く、カウンターに比べてあまり利用されていません。くれぐれもトイレ利用でお店に入る場合は、座らず立ち飲みしましょう!
  13. 公共のトイレでは、トイレットペーパーがきちんと設置されているのは稀な事!トイレの綺麗さにもあまりの期待は禁物でス。トイレが綺麗だったり、トイレットペーパーが設置されていたら「わたしってラッキー!」位の心もちが丁度よいでしょう!多くのイタリア人女性は、ポーチやかばんにティッシュペッパーを常備しています。
  14. 教会は神聖な場所です。ノースリーブやタンクトップ、短パン、ミニスカートでの入場は入り口で入場を断られることもあります。肌を露出するのはどの宗教でもタブーです。神聖な場所を訪れるのにふさわしい服装で教会へ行きましょう。
  15. どこの店でもクレジットカードで支払えるわけではありません。通常10ユーロ以下の値段のものに対してクレジットカードでの支払いはできません、もしできたとしてもお店の人に嫌な顔をされるのは覚悟してください。(本当に普通に嫌な顔をされます。)どうしても欲しい10ユーロ以下の物にいつ出会うか分かりません!常に少しの現金は持ち歩きましょう!
  16. はっきり言って、イタリアの公衆電話は、使えません。駅に設置されている電話も壊れている場合がほとんどです。ですのでホテルへの連絡からレストランの予約、日本の家族への連絡まで必要な連絡をするのに携帯電話を持っていくことが必須です。短期のイタリア旅行や毎年イタリアへ行っているなら、レンタル料金無料のモベルのイタリア携帯電話がおすすめです。
  17. イタリアでは日本の1階が0階(ピアノ テッラ)、2階が1階(プリモ ピアーノ)、3階が2階(セコンド ピアーノ)、4階が3階(テルツォ ピアーノ)
  18. バスルームにある紐は、緊急時のアラームです。この紐を換気扇やトイレを流す紐と間違える旅行者も少なくありません!しかし、この紐は室内の緊急事態をレセプションに知らせるアラームなんです。間違って引っ張ると、ホテルの人が心配して駆け込んでくる可能性がありますのでご注意ください。日本からイタリアの結婚式に出席していた友達が、2次会のレストランのトイレにあった"紐"を引っ張ってしまい、式の途中一騒ぎあったことがあります。この時は笑い話になりましたが、結構面倒くさいことになるので、旅行前の知識として知っておくといいですね。もちろん緊急自体の場合は、この紐を引張りましょう!って・・・コレで本当にイタリア人が来てくれるのか疑問ですので、本当に緊急の場合はレセプションに電話するのが早そうです。
  19. イタリアのエレベーターには扉を開けるボタンはあるが、閉めるボタンが無い。行きたい階数を押してちょっと待つと、扉が閉まります。
  20. 禁煙!禁煙!禁煙!イタリアでは2005年1月より禁煙法が施行されています。屋内の公共の場である、空港内・駅待合室・博物館・美術館・レストラン・バール・ホテルロビー・鉄道の全車両などでの喫煙は法律によって禁止されています。禁煙のサインは英語表記のものもあれば、イタリア語のみの表記もあり、イタリア語での表記は「VIETATO FUMARE(ヴィエタート フマーレ)」となります。違反者には罰金が課せられ、状況によっては最高で日本円にして10万円近い金額になることがありますので愛煙家の皆様は十分注意が必要です。日本の100円ショップなどで見かける携帯灰皿は、公共の灰皿なども少ないイタリアでは、愛煙家の方の役に立つと思います。こちらでは法律施行後、公共の場で喫煙している人を見ることがめっきり少なくなった代わりレストランの外に人だかりを見かける機会が増えました。最初は何?と思っていたけれど、食事の途中や後に、そとでタバコを吸っている人たちでした。レストランなどでどーしても吸いたくなったら外に出て一服しましょう!
  21. 作り笑顔でも、やっぱり笑顔が大事!ショップなどに入店した際に、店員さんが笑顔で声をかけてくれます。ものを売りつけようとしている行為ではなく、イタリアを含めた欧米のサービス業にあるコミュニケーションの1つです。そんな時は、イタリア語を話せなくても、笑顔で、「ボンジョルノ!」「チャオ!」など、挨拶をしましょう。視線も合わせず、返事も返さないでいると、あまりよい印象ではありません。基本的にお店に入るときは、笑顔で挨拶です!話せなくとも…大事なのは気持ち!笑顔を見せるだけで店員さんへの印象がぐっとよくなるはず!あとは、きちんと相手の目を見て話しましょう〜!
  22. ほとんどのお店は、12:30pm〜15:00/15:30/16:00の間お昼休憩となり閉まります。この時間に街に行きひと気のなさと閑散とした雰囲気に今日は祝日かなにか?!と錯覚に陥る事も。夜も早々と19:30にはほとんどのお店が営業を終了します。
  23. 利用しているホテルの人にアウトレットショップ情報を聞いてみましょう。通常アウトレットショップの商品は、日本同様、通常価格よりも安く設定されています。
  24. イタリアでは革靴を買いましょう。為替レートがあまり良くなくても買う価値があります。上等な革靴は、長持ちする上、あなたの足にも良いでしょう。
  25. 大都市や比較的大きな街のお店は、土曜日は営業し、日曜日と平日の半日はお休みというところがほとんどです。観光客の多いリゾート地では、日曜日も営業しているかわりに、平日一日がお休みになります。
  26. 銀行の営業時間が短く、場合によっては、午前中と午後一時間のみの営業となっていますので、両替などで銀行を利用する際は、午前中に行くべし。
  27. 祝祭日は原則的にオフィス、銀行、お店は休みですが、例外もあります。国立博物館・美術館は原則として1月1日、復活祭当日、5月1日、8月15日、12月25日は休館です。しかし 開館日、時間は博物館により様々なので、あらかじめインターネットや現地で確認の上、現地へ向かいましょう。
  28. 野菜や果物などを置いている食料品店では、食品を手に取る際、通常売り場に設置されているプラスティックの手袋の着用が義務付けられています。忘れてベタベタ素手で触っていると、売り場に居合わせたおばあ様方に注意されてしまうかも。
  29. 食品は同じく設置されているビニール袋に必要な分だけ入れて、秤がある場合は自分ではかり機械から出てくる値札シールを貼りましょう。
  30. イタリアの祝祭日:

1月1日 元旦
1月6日エピファニア ( http://d.hatena.ne.jp/mobell/20090112 )
復活祭復(年により変動・2010年は4月4日・2011年は4月24日)
4月25日 解放記念日
5月1日メーデー
6月2日共和国記念日
8月15日聖母被昇天祭
11月1日諸聖者の日
12月8日 聖母受胎の日
12月25日クリスマス
12月26日サント・ステファノの日
この他にも各町の守護聖人にちなんで設けられた都市ごとの祝日もあります。
ヴェネツィア 4月25日
フィレンツェ 6月24日
ジェノヴァ 6月24日
トリノ 6月24日
ローマ 6月29日
パレルモ 7月15日
ナポリ 9月19日
ボローニャ 10月4日
ミラノ 12月7日


あっそれから!
イタリア人同士が大声で言い争っているような場面に出くわすことがあるかと思います。でも大丈夫です!ただお話または、大好きなディベートをしているだけですから。首相レベルでも、他の首相にイタリア式に声をかけたイタリアのベルルスコーニ首相の大声に、エリザベス女王が、「なぜ叫ばなきゃならないのかしら」と不快感を示したくらいですから、お国柄と思って。心配無用です。


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