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世界中の大きなイベント・お祭り 10選

1. トマティーナ La Tomatina

熟したトマトをぶつけ合うお祭り「トマティーナ」。日本では「トマト祭り」としても知られています。毎年ニュースでも大きく取り上げられるので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

8月の最終水曜日、約4万人もの人々が「世界で一番大きいフードファイト」の為に、世界中からブニョールというスペインの小さな町に集まります。ブニョールの人口が9720人ですから、いかに人気のあるお祭りなのかお分かりいただけるでしょう。

トマティーナ」は1945年から続くお祭りですが、どのように誕生したのか分かっていません。ただのいたずらだったという説や住人同士の喧嘩が元となっている、など様々な説があるようです。

参加する際は、ゴーグルと捨てても良い服を持参しましょう!

時期: 8月の最終水曜日

場所: ブニョール市(スペイン東部バレンシア州

 

2.フルムーンパーティー Full Moon Party

カラフルなネオンと大音量の音楽の中で一晩中続く「フルムーンパーティー」。踊りまくる人あり、お酒を飲みまくる人ありのとにかく賑やかなパーテイーです。世界中から若者がこのパーティーの為にタイのパンガン島へやって来ます。

「フルムーンパーティ」が始まったのは1980年代、ある誕生日パーティーがきっかけでした。口コミで広がったパーティーに多くのバックパッカーがリピートして来るようになり、2万人もの人々が集まる大きなフェスティバルへと変化して行ったのです。閑散期でも1万人もの観光客で賑わいます。

時期: 毎月、満月の夜

場所:パンガン島(タイ)

 

3.バーニング マン Burning Man

アメリカ北西部のブラックロック砂漠で一週間に渡り開催される「バーニング・マン」は、究極なものを探している人にぴったりのイベントです。電気も水道も無い、極端な自然環境である砂漠のど真ん中に一時的に作られる町。そこで初めて出会う人たちと一週間共同生活を行います。

主催者から提供されるのは仮設トイレと食品を保存するための氷のみ。水や食料、住む場所までも自分で用意しなければなりません。金銭のやり取りも禁止されているため、厳しい環境のなかでの助け合い、相手への思いやりが大切になってきます。また、共同生活と言ってもただ単に生活するのではなく、個人個人が積極的に行動し、好きなことを発表、シェアしながらイベントを作り上げていくのです。音楽、演劇、ミュージカル、ダンス等のパフォーマンスから、料理、アクセサリー教室、マッサージ、ヒーリングまで、多種多様なイベントが連日繰り広げられます。

一時的に作り上げられる街の中心には、「The Man」といわれる人のような形をした像が設置されます。イベントのクライマックスに、この像を燃やすセレモニーが行われることから「バーニングマン」と名付けられました。

砂漠という過酷な環境ということもあり、毎年死傷者が出ているそうです。参加したいと考えてる方は自己責任でお願いします。

時期: アメリカの労働際の8日前から約一週間(9月)

場所: ブラックロック砂漠(アメリカ合衆国ネバダ州)

 

4.ソンクーラン Songkran

ソンクーラン(Songkran)とはタイにおける旧正月のことです。水をかけてお清めする風習であったソンクーランですが、近年では「水かけ大会」と化し、水鉄砲やホースを使い、見ず知らずの人にまで水をかける賑やかなお祭りへと変化しました。一年で最も暑い時期におこなわれるということも、「水かけ祭」が人気の理由の一つのようです。参加したい方は、水鉄砲を忘れずに。童心に戻れる楽しいひとときとなりそうですね。

時期: 4月中旬

場所: タイ 

 

5.グラストンベリー ミュージック フェスティバル  Glastonbury Music Festival

3日間に渡って開催される大規模な野外ミュージックフェスティバル。音楽だけでなく、演劇やダンス、サーカスなどのステージがあり、世界中から人が集まります。昨年は、来場者なんと18万人!700ものステージが繰り広げられました。

フェスティバルの会場は農場を利用しており、踏み荒らされた牧草の状態を整えるために、5,6年に一度不開催になります。残念ながら、2012年は不開催。来年を楽しみに待ちましょう!

時期: 6月の最終週末

場所: ピルトン(イギリスサマーセット州)

 

6.ホーリー祭 Holi

ヒンドゥ教の「ホーリー祭(Holi)」は、色粉や色粉を溶かした水を掛け合って春の訪れを祝う、北インドのお祭りです。豊作を願って、また家にやってくる悪鬼を追い払うため、など様々な言い伝えがあります。邪気を追い払う、豆まきにも似ていますね!

ホーリー祭が近づくと、街ではカラフルな色粉の販売が始まり人々もそわそわし始めます。お祭り当日は、顔や体中に色粉や色水を思いっきり掛け合います。友人、見ず知らずの人、おかまいなしです。とっても面白そうですが、後片付けが大変そう、と思うのは私だけでしょうか(笑)。参加したい方は、捨てても良い服とゴーグルを忘れずに!

時期: 3月の満月

場所: インド

 

7.ベイ・トゥー・ブレカーズ Bay to Breakers

サンフランシスコのダウンタウンを走り抜けるフットレース「ベイ・トゥー・ブレカーズ」は、1906年に起きたサンフランシスコ地震の復興を目的として始まりました。今では参加者7万人をも誇る世界で最も大きなフットレースの一つです。このフットレースの見どころは仮装ランナー。真面目なランナーもいる中、面白いコスチュームを着たランナーやヌードに近いランナーなどがパフォーマンスをしながら走るのです。コスチュームコンテストもあります!参加するには、登録料が必要です。

時期: 5月の第3日曜日(2012年は、5月20日(日)に開催されます!)

場所: サンフランシスコ(アメリカ合衆国カリフォルニア)

 

8.オーストラリアの日 Australia Day

1788年の1月26日に、フィリップ大佐率いるイギリスの第一船団が初めてジドニーに到着したことに因んで「オーストラリアの日」と定められました。シドニーをはじめとするオーストラリアの各都市では様々なイベントが開催されます。

オージー達はパーティーやバーベキューをしてこの祝日を祝うのだそう。海辺や公園などでもビールを片手にお祝いするオージーで賑わいます。

時期: 1月26日

場所: オーストラリア全土

 

9.クイーンズデイ Queen’s Day

控えめなオランダ人もこの日ばかりは羽目を外す!?といわれる「クイーンズ・デイ」。オランダ女王の誕生を祝うお祭りで、音楽祭やフリーマーケット、パレードなどがオランダ各地で催されます。そして、このお祭り最大の特長がオランダカラーの「オレンジ色」。人々はオレンジ色の洋服や衣装を身につけて街を練り歩き、街もオレンジ一色に装飾されるのです。

なぜオレンジ色なのでしょうか?それは、オランダ王家の名前であるオラニエ=ナッサウ家に由来します。オラニエとはオランダ語でオレンジを意味するのです。そういえば、サッカーのオランダ代表のユニフォームもオレンジ色ですね!

時期: 4月30日

場所: オランダ全土(アムステルダムで一番大きいイベントが催される)

 

10.カルガリー・スタンピード Calgary Stampede

ロデオ競技を始めパレードや乗馬、ショー、コンサート、レースなど、イベント盛りだくさんの「カルガリー・スタンピード」。毎年100万人越の来場者数を誇るこのイベントは「The Greatest Outdoor Show on Earth (地球で一番素晴らしいアウトドアショー)」とも言われています。ロデオ競技としては世界一大きい大会です。

1886年に農業共進会として始まり、1923年に現在の「カルガリー・スタンピード」となりました。開催される10日間、カルガリーの人々はもちろん世界中からの観光客で街中が盛り上がります。女性も男性もカウボーイ姿でお祭りムード全開です。

時期: 7月の2週目

場所: カルガリー(カナダ、アルバータ州

 

参照元:http://matadornetwork.com/nights/the-top-ten-parties-in-the-world/