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イタリアのホテルで快適に過ごすために知っておくとよい4つのこと

          

イタリア旅行されたことのある方の中には、イタリアのホテルが日本のホテルとはちょっと勝手が違うことに気づかれた方も多いのではないでしょうか?
古く歴史のある建物に、電気はその都度自分で押してつけないと真っ暗な階段、古くて小さなエレベーター、ホテルの部屋で初めて見かけるビデ、日本にあるサービスがなかったり、とてもフレンドリーなホテルの従業員の方に逆に驚いたり、といろいろな経験をされ、さまざまな感想があるかと思います。

今年でイタリア在住5年目となり、多くのイタリアホテルに滞在した私が、勝手が異なるイタリアホテルで日本人の旅行者の皆様が100%リラックスできるよう、こちらイタリアのホテルを利用する際に知っておくと便利なポイントを思いつくだけすべて書き出してみました。


1.ビデを利用してリラックス!

          

石畳の道が多いイタリアでは、日中観光で歩き回っていると、想像以上に足が疲れます。慣れない石畳の道は慣れるまでは歩きにくく、疲れやすいのです。夕方ホテルに帰って少し休憩なんて時に、ビデをうまく利用して一日の疲れを取り除きましょう。
方法は、まずこのビデにお湯を溜めまます。そして近くに椅子を置いて、または隣にある便座の蓋を閉じてその上に座り、歩きつかれた足をお湯を溜めたビデに入れます。そう、足湯です!これは男女関係なく、有効です。大げさですが5分から10分で、生き返るように足の疲れが取れます。足の疲れが取れると、かなりリフレッシュできます。騙されたと思って、一度試してみてください。

また、日本のホテルと違い、イタリアのホテルにはバスタブがなく、シャワーのみを備えているホテルも多く、高級ホテル以外のホテルや、海のリゾートホテルなどはこれにあたります。
バスタブ付きの部屋がよい場合は、事前にホテルに確認するか、バスタブが確保できるホテルを選択しましょう。


2.ドリンクを持ち込もう!


いくつかのイタリアのホテルに滞在してようやく気づいたのですが、イタリアをはじめとするヨーロッパのホテルには、日本にあるような飲料の自動販売機が置いてないんです!
例外的に高速道路脇などにある国内やヨーロッパの車で移動する旅行客が利用するホテルでは見かけたことがありますが、フィレンツェやローマの街中にあるホテルやB&Bではいまだにみかけたことがありません。日本なら夜温泉に入ったあと、缶ジュースを一杯ぐいっと行きたいところですよねーそしてこちらイタリアでもシャワー浴びると、のどが渇きます。そして初めて気づくんです!!飲み物がない!!と・・・(笑)。ホテルの星の数にもよりますが、ティーセットなども置いてないケースが多く、暖かいお茶にさえありつけないことも。4つ星以上のホテルなら冷蔵庫が完備されていて有料の飲み物が備え付けられていることもありますが、それ以外は夜遅い時間でバールがしまっているなど時間帯などによってホテル内で飲み物を買うのは非常に難しいです。

ということで、観光から戻ってくるときに、お水やソフトドリンクをバールなどで買ってきておくことをお勧めします。冷蔵庫がないことも多いので、ドリンクを冷やすのは難しいですが、喉の渇きを潤せるだけでもだいぶ違います。


3.パジャマとスリッパ、歯ブラシを持参しよう!

            チェックヘミングスリッパ シューズポーチ付 (二つ折り 巾着付き 女性用 約22.0~24.0cm) 3514
 
日本のホテルと違いイタリアのホテルにはこれらは備え付けがありません。必要と思われるものは是非ご持参下さい。
荷物も最低限にしたいし、パジャマやスリッパならなくても何とかなるだろうと思って、持参しない方って結構多いと思うんですが、これらは私にとってイタリアのホテルで100%リラックスするための必需品です。
パンツ一丁や下着姿でもリラックスできるという方は別として、疲れてホテルに戻ったら、まずは一日中歩き回って埃まみれの靴や洋服や靴下を脱ぎたくなるんです。そして、ベットの上などで大の字になってダラーっとリラックスしたいのですが、そんな時簡単なパジャマにもなる部屋着があるとぜんぜん違います。友達と相部屋だったりする場合はなおさら!むやみに裸になれませんよね。ちょっとした部屋着があるだけでお互い楽です(笑)スリッパも、トイレも靴で入るわけには行きませんし、たとえ入ったとしてもそこにまた裸足で入るのは嫌ですよね。スリッパを忘れ、裸足のまま爪先立ちでつんつん歩きも最初のころはよくやりました。ですので、ここで数百グラムのスリッパが一足あるだけで天と地の差があると私は思います!!
スリッパに関しては機内で利用しているのを併用するという手もあります。


4.Termo Arredoを上手に活用しましょう。

          

イタリアのホテルに行ったらバスルームにこういうものがあるのを見たことあるでしょうか?↑イタリアではTermo Arredo(テルモ アッレード)と呼ばれるいわゆる暖房があります。
冬は、各部屋の暖房もONになっているはずなので、ここにバスタオルを掛けとくと、お風呂上りにほっかほかのタオルが使えます。またこれも暖房がオンになっている冬限定ですが、就寝前に塗れたタオルや私物(選択した下着や水着など)をかけておけば翌朝には乾いているので便利です。ぜひ上手に活用してみてください。



5.ドライヤーのあり・なしの確認。
 
          TESCOM ヘアードライヤー ブラック BI12-K

イタリアをはじめヨーロッパのホテルの中にはドライヤーが備え付けでないホテルが多くあります。旅行中にドライヤーが必須な方は、出発前にホテルのHPなどで確認するか、現地ホテルに直接問い合わせてドライヤーがホテルにあるか確認しておくのがよいでしょう。
私はこちらに住み始めてから旅行の際は必ず旅行用ドライヤーを持っていくようになりました。

*日本から持参する場合は、海外使用可能(220V)のものか、変圧器が必要になります。またプラグも日本のものとは異なるCタイプのため、予め用意が必要です。