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イタリアのバーゲンSALDI 〜イタリアバーゲン攻略法〜

2009年も待ちに待った!イタリアの冬のバーゲン真最中!
今年バーゲンに行けないあなたでも、来年以降いつでも役に立つイタリアバーゲン攻略法!?をご紹介します。外国人、特に日本人が気をつけるべきポイントもあるので、イタリアのバーゲンに行く前には必ずお読み下さい!

          


この時期ショッピング街のお店の前を通れば、どこもかしこもSALDI(サルディ)の張り紙!SALDIとは、イタリア語でバーゲンセールや特売という意味。通常の価格よりも25%〜75%OFF 程度にまでなるSALDIは、地元のイタリア人にとっても見逃せません!円高のこの時期私たち日本人には特にお得ですね?!この時期にまとめて楽しくお得にショッピングを楽しみたいものです。私は、先日SALDIで割引になっていた靴を3足も購入してしまいました。(笑)多分買いすぎですね?!

         

*目次*
<イタリア・バーゲンセールの時期 2009年>
<イタリアのお店の営業時間>
<イタリアのお店での挨拶>
<イタリアンショッピングマナー>
<日本人がイタリアでショッピングする際に注意する事>
<買い物に使えるイタリア語>
<アドバイス!>

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<イタリア・バーゲンセールの時期 2009年>

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日本と同じ様に毎年夏と冬に行われるイタリアのバーゲン。各都市や店によって少しずれはありますが、通常は7月と1月で期間は1ヵ月以上続きます。ほとんどの商品が割引きされるので、ショッピング目的で行くならこの時期がお得です。ただし、バーゲンの時期にはないサイズや色が限定される事もあるので、どうしても欲しい物がある場合は逆にバーゲンでないときに行くのがいいかもしれません。
以下のページには、とっても分かりやすい【イタリア主要都市のバーゲンセール(SALDI)情報】があります。
http://www.ranatours.jp/saldi.html

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<イタリアのお店の営業時間>

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時営業時間は10時から19時半ぐらいまでが一般的で、大都市の中心地では1日中開いているところもありますが、小さい店は昼に2時間ほどの休憩をとるところが多いです。昼休みは通常1時から3時半ぐらいまで。

          

夏には9時ごろまで明るいので、営業時間が長くなる店も。大都市にあるデパートは1日中開いている所も多いので、他の店が昼休みの間はデパートをブラブラするのもいいかもしれません。

日曜、祝日はほとんどの店が休みで、月曜は午後(3時半ごろ)から、木曜日は午前中だけという所が多いです。特に小さな町では、昼や特定の曜日に店が一斉に閉まってしまうので注意。
12月はクリスマスシーズンで日曜日も開いている店も多くあります。

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<イタリアのお店での挨拶>

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●お店に入る時、出る時は一言あいさつを!

日本では店員からお客様に挨拶するのが普通ですが、イタリアでは店に入った時にお客から挨拶をするのが一般的です。

           

朝や午後なら
・「ボンジョールノ!BUONGIORNO!(こんにちわ)」、
夕方から夜にかけてなら
・「ボナセーラ!BUONASERA!(こんばんわ)」を使うのが一般的です。

私は、大体午後の15:30以降にお店に入る時は、ボナセーラを使っています。店に入る時に一言声をかけると、店員の感じがよくなったりしますので、挨拶は必須です!

店を出る時には入った時と同じ様に挨拶するか、
・「グラッツィエ!GRAZIE(ありがとう)」
・「アリベデルチ/Arrivederci(さようなら)」
と言ってもOKです。


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<イタリアンショッピングマナー>

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●お店によっては、勝手に品物を触らない!

一般のお店、例えば大型ショッピングセンターなどでは、日本と同じ様に品物を勝手に見ることができますが、少し高級なお店やブランド店、小さな個人商店などでは、必ず店員に手にとって見てもいいか聞いてから、商品を触りましょう。


          
<私のイタリアでのショッピング失敗談>
私はイタリア渡航回数が少ない頃、イタリアの小さな個人商店に入り、好き勝手に日本でショッピングするようにセーターやズボンなどを何枚も広げて、見た事があります。その時の店員さんには本当に、ものすごーーーーーーーく嫌な顔をされました。もう出てってくれ!というようなまったく売る気なしの態度に、イタリア初心者の私も内心激怒?!し、散々色々見た挙句何も買わずにお店を出ました。でも後日友人にその日の話をしたところ、そりゃそうだよーとあっさり私が悪い事が認められてしまいました。それでも最初の頃は納得できませんでしたが、今はもう慣れたもの!お店に入ったら必ず店員さんに聞こえるように笑顔で挨拶し、店員さんが寄ってきて話しかけてきたら、どんなものを探しているか具体的に伝えます。すると、店員さんがどういうものがあるのか売り場に連れてってくれたりします。気になっているものがある時は、見せてもらえますか?と店員さんに聞いてから試着などをします。このイタリア式に慣れてしまえばなんともありませんが、日本のショッピング感覚に慣れているとちょっと違和感ありですね。でも都会にあるような大型点では、自由に手にとって見ることが可能なお店もたくさんあるので、お店の雰囲気や周りの人の行動をよーく観察して見てください。

以下のような簡単なイタリア語を使って、許可を得るだけでも店員さんの態度はだいぶ変わってきます。

POSSO? (ポッソ?)
「いいですか?」という意味。英語で言うとCAN I〜?「〜してもいいですか?」
触りたい物を指差して言えば、「触ってもいいですか?」という意味に。

POSSO PROVARE?(ポッソ プロヴァーレ?)
と洋服を指差して店員さんに言えば、「試着は出来ますか?」言う意味に。

また店員さんが寄ってきて話かけてきたら、
Sto solo guardando,grazie. (スト ソロ グアルダンド、グラツィエ)
「見ているだけです、ありがとう」と答えれば、店員さんは離れていきます。


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<日本人がイタリアでショッピングする際に注意する事>

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イタリアでのお得で、楽しいSALDI。しかし、このSALDI落とし穴も・・・
以前イタリアのテレビ番組で、実際にやっていた内容をご紹介します。
テレビ番組の企画で、日本人女性数人とイタリア人女性数人を用意して、ある実験が行われました。
SALDI真最中のイタリアの靴屋さんに、日本人とイタリア人の女性がそれぞればらばらに、一般のお客さんを装って店内に入り、靴を買います。
その後・・・
買ってきたものの値段とその表示割引額、実際の支払った金額などを、日本人とイタリア人で照らし合わせるのですが、日本人は、表示してあった割引率よりも低い割引で計算されたり、表示価格より高い料金を支払わされていたのです。
まったく!テレビ局のスタッフがその後、その事実を確認するべくその店舗へ入っていくと、店主はボソボソと言い訳をしだしました。この店主、テレビの実験だとは知らずに、言葉の分からない外国人旅行者である日本人旅行客には、上乗せした金額を請求していたのです。
私が見る限り、このお店は、あきらかに個人orファミリー経営のお店でした。
まあ世界中に店舗があるような大型店舗などでは、このような心配は必要ないかもしれませんが、個人経営などの比較的小さなお店ではどうか気をつけてください。

          

SALDIに行って買い物する際は、表示割引率と金額を必ず支払う前に確認しておくのがいいかもしれません。50%OFFと書いてあったに、レジに行ったら30%OFFしか割引されなかった!なんていう場合も引き下がらずに、「書いてある割引率と違うなら買わない!」位の強い姿勢で行きましょう!
とにかく、後からクレームを言わなくてもいいように、レジへ行く前に店員さんに「50%OFFですねよ?!」などと英語でもよいので、確認する事をオススメします。

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<買い物に使えるイタリア語>

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最後に、私が実際使っている買い物中に便利なイタリア語のフレーズや単語をいくつかご紹介します。フレーズまるごとではなくても、いくつか単語を正確に覚えておくと便利だと思います。何か知りたい単語などがありましたら、是非メールでお気軽に問い合わせてくださいね。

          
●おいくらですか?
「Quanto costa?」(クアント コスタ)
●このジャケットはいくらですか?
「Quanto costa questa giacca?」(クアント コスタ クエスタ ジャッカ)
●試着してみてもいいですか?
「Posso provare?」(ポッソ プロバーレ?)
●このジャケットを試着してもいいですか?
「Posso provare questa giacca?」(ポッソ プロバーレ クエスタ ジャッカ?)
※試着したい洋服の単語が分からなくても、実物を手に持ったり、指差したりしながらこのフレーズを言えば、OK!試着OKなら、「Si(シー!)」と返ってくるはず。
●少し高いです!
「E` un po' caro.」(エ ウンポ カーロ)
●もっと安いのはありますか?
「C'e qualcosa di piu economico?」(チェ クワルコーザ ディ ピュ エコノミコ?)
●少しディスカウントをお願いします!
「Un po' di sconto, per favore」(ウンポ ディ スコント ペル ファボーレ):
●これにします!
「Prendo questo. (プレンド クエスト) 」
●クレジットカードは使えますか?
「Posso usare la carta di credito?」(ポッソ ウザーレ カルタ ディ クレディト)
●おつりをいただけますか?
「Mi puo dare il resto」(ミ プオ ダーレ イル レスト)
※おつりがあるはずなのに、言葉が分からないと思ってわざとおつりをくれない人も居ます。そんな時は、おつりをキチンと催促しましょう!

●サイズ、衣服の寸法
「Taglia」(タ(ッ)リア)
※タにアクセントをつけて発音
●ワンサイズ
「Taglia unica」 (タ(ッ)リア ウーニカ)
●S→エッス 
●M→エッム/ミディアム 
●L→エッレ
※エスやエムなどの日本語読みではなかなか伝わらない事多いので、アクセントをつけて発音してみましょう!
●もっと大きい
「piu' grande」(ピューグランデ)
●もっと大きいのはありますか?
「C'e qualcosa di piu grande?」(チェ クワルコーザ ディ ピュ グランデ?)
●もっと小さい
「E’piu' piccolo」(エ ピュー ピッコロ)
●もっと小さいのはありますか?
「C'e qualcosa di piu piccolo?」(チェ クワルコーザ ディ ピュ ピッコロ?)」
●もっと長い
「piu' lungo」(ピュー ルンゴ)
●もっと短い
「piu' corto」(ピューコルト)
●長すぎる
「troppo lungho」(トロッポ ルンゴ)
●短すぎる
「troppo corto」(トロッポ コルト)
●大きすぎ
「troppo grande 」(トロッポ グランデ)
●小さすぎる
troppo piccolo(トロッポ ピコロ)
●少し大きい
「un po grande.」(ウン ポ グランデ)
●少し小さい
「un po piccolo.」(ウン ポ ピッコロ)

●コート:un cappotto (ウン カッポット)
●靴:le scarpe (レ スカルペ)
●スカート:una gonna (ウナ ゴンナ)
●シャツ:una camicia (ウナ カミーチャ)
●Tシャツ :una maglietta (ウナ マリエッタ)
●帽子:un capello(ウン カペッロ)

●割引:sconto(スコント)
●おつり:resto(レスト)
●レジ:cassa(カッサ)
●レジはどこですか?
Dove e' la cassa?(ドベ エ ラ カッサ?)
●領収書:ricevuta(リチェブータ)


1:ウーノ(uno)
2:ドゥーエ(due)
3:トレッ(tre)
4:クワットロ(quattro)
5:チンクエ(cinque)
6:セイ(sei)
7:セッテ(sette)
8:オット(otto)
9:ノーべ(nove)
10:ディエチ(dieci)

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<アドバイス>

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セール期間中、服や靴などがサイズごとに分けて陳列されていることも多いので、
自分のサイズ(服、靴など)のイタリアサイズを前もってチェックしておくと、
サイズに悩むことなくスムーズに買い物ができると思います。



            
                 Buona spesa!