海外旅行に役立つTravel Tips! from海外ケータイのモベル

海外携帯電話のモベルがお届けする、海外旅行にまつわる情報です。

教訓:もし海外の高速で車が停まって動かなくなっても、携帯があればなんとかなるさ!

<私の今年のバカンスで本当にあった実話です。>

実はわたくし、今月4日〜夏休みを頂いて旅に出ておりました。
今号では、その時にあった私のモベル携帯体験談をお話します。
イタリア→セネガルまで、車で旅行するぞ!!!と意気込んで、旅に出た私とイタリア人3人!この旅の記念に作った色違いのポロシャツを着て、夜中1時に私が住む町で送り出してくれる友達とみんなで記念撮影!いざ出発進行〜牡蠣が有名な南フランスのSete(セート)で、生牡蠣をお腹いっぱい食べて、スペインのバルセロナでサクラダ・ファミリアを見て、子供の頃から来たかったバルセロナの町を散策したまでは、完璧だった・・・・

スペインを堪能した後は、モロッコに向けてまっしぐら。なにせ目的地は、セネガルなのだから。
まずはガゾリンスタンドで長い旅路に備えて、気づいたらあと数メートルでガス欠だった愛車にガゾリンを入れることに・・・・ガソリンを満タンにしていざ出発!

ブルンブルンブルン、ブブブブブーーーーーーーーンン ブンーーーーーーーーーー

あれっ?エンジンかからない。

え?っていうかまだスペインだし、今ガソリンスタンドの真ん中なんですけど!?

車は発車してくれそうにない。

青ざめて、必死に車をあちこち整備すること小1時間・・・・車は、整備の甲斐があったのかなんなのか、何とかモロッコへ向けて走り出しました。騙し騙し車を走らせるものの時折、調子の悪い音を発していた車・・・・・一晩が過ぎ、なんとか快調に走っている様子。これなら大丈夫かも!

車の旅といっても、運転できない私が出来る事といえば、1グーグー寝るか、2車から外の景色をじっと眺めるか、3何か食べるか飲むかのどれか1つ。歌でも上手に歌えれば盛り上がるが、そんな特技もない。しばし車の揺れに合わせて、頭をグラン×2揺らしながら熟睡していると、また不快なブルン!ブルルン・・・という音が・・・・その音で目を覚ました私!目をこすってしっかり起きて状況を把握。今は、スペインの高速道路(Murcia )という町の近くらしい。

音は益々ひどくなるばかり!ブブブブブルルルン ブブルン ブルン ブルン!!!車は今にも停まりそう!キャー後部座席から体を乗り出して見守る私。えーココは高速道路、ここに停まるのはあり得ないでしょ〜!!走って!こんな心の叫びも通じることなく、無残にも高速道路の上で車はゆっくり停止モードに入った。

トットット・ト・ト・シーーー・・・・・それっきり、動かない。エンジンがかからないのである。ひょーえーー 高速道路の上で車が停まるなんて人生初。しかも海外の高速道路で。でもこれは、ほんの序の口だった。

男性陣が何とか車を走らせようとしている中、諦めて救助を待つわたし。
そんな時、ちょうどいいことに高速道路のパトロール車!?カラフルでいかにも普通の車と違うって一目で分かるやつが到着。『どうしましたか?』みたいな事を聞いてくる。(もちろんスペイン語は分からないけど。)助かった!なんてタイミングいいんだろう!友達が理解したところによると、【今車を動かす車を呼んでくるから、事故時に切るオレンジ色のベストと車停止マーク】写真にあるやつを出しておいてとの事。
言われたとおり、暑い太陽の光を浴びながら待つこと、数時間!数時間である。1時間半〜2時間
どう見ても緊急事態のこの事態を数時間もほおっておくとは・・・スペインの高速道路パトロール隊?はどうなってるの?!

イライラしてくるそんな時。。。1人のおまわりさんと思わしき人物がバイクで颯爽と現れた。
きりっとした男前のスペイン人・・・なんか頼りになりそうだ。

スペイン語の出来る旦那が事情を説明すると、どうやらこのおまわりさんは隣町のおまわりさんで偶々通りかかっただけらしい。困っている私たちの状況を理解して、お巡りさんが直接携帯で、救助隊と連絡を取って救助に来るよう要請してくれた!

やっぱり頼りになった!

陽気なイタリア人とスペイン人のお巡りさんが楽しく会話をして時間は過ぎていくものの、一向に救助隊の車は現れない。おしゃべりに参加できない(スペイン語&この事態なのに陽気すぎてついてイケない。)物静かな日本人の私(普段は物静かではない。)は、日本から持って来た扇子を唯一の友のように仰ぎ、風を自分の顔に送り続けるだけであった。

そのうち、再度お巡りさんが携帯から連絡・・・・

30分くらい一緒に待っていてくれたお巡りさんも、「もうすぐ救助が来るはずだから」と言残してお昼だからと家に帰って行った。

えーーーーーー 置いてかないで! 暑いし、排気ガスすごいし、気分もわるーい!(心の声)
なにかまた困ったら連絡できるようにお巡りさんの携帯番号を教えてくれた。いい人。

それからまた30分〜1時間。。。。経過。 

っていうか、「このままだと明日の朝もまだ私たちココだね。」と言いながら笑うしかない私たち。
それでも来ない!救助隊!しょうがないのであのお巡りさんに助けを求まる事に。。。。

あのお巡りさんの携帯へ連絡だ!
アーーーーーーーーーーー持ってきて良かったぁー!モベルの携帯。
ひょえーこれなかったらお巡りさんにすら連絡できなかったよー!

イタリア人の友達の携帯もスペインでも使えるらしいが、2人はプリペイドでクレジットがなく電話がかけられず、もう1人は携帯を持ってきていなかった。なんてこと。

そこで私のモベル携帯でピッポッパッピーピーと電話をかけて、『まだ救助来ません。どうにかなりませんか?』と助けを求めると、今度はTシャツと短パンというラフな私服で、愛車のベンツで颯爽と助けに来てくれた。まるで天使のよう。【写真参照】

それからまた電話連絡。「ホニャララーホニャ エスト バモス×○□◇」

この時は、ちょうどお昼時。スペインには、”シエスタ”があるのだ。つまり超長いお昼休みがさらに私たちの救助を遅らせているのだ。電話の後さらに待つこと数十分・・・このとき何分待ったのかは正確には覚えていないけど、
来たーーーーーーーーーーーーーーー 【車を移動してくれる車】今一番必要だった車。車が停止してからほぼ4時間後のことである。日中気温40度近く、高速道路の排気ガスの高密度地帯。
今時・・・・・こんな事もあるのだろう。あるのか?!でも本当にあった。

だけどこの車、車1台と人2人しか運べないと言う。
え?私たち4人なんですけど。って事は残りの2人はまたこの排気ガスの海の中で待つの?次ぎのいつ来るか分からない救助を?
そんな時あのお巡りさんが、『僕の車で君達を連れて行くから安心して〜』キャー!冷房がんがんに効いたメルセデス!すんごい極楽。ありがとう!お巡りさん!

そして今思えばこの危機を乗り越えられたのは、やっぱり携帯電話があったからこそ。その後、旅の状況を家族に連絡したりするのにも随分重宝しました。まさに旅のお守り!

この時私が決意したのは・・・・他でもない。

【今後も私は、絶対世界160ヶ国で使えるモベル携帯を持って旅に出ます!】
今の世の中、携帯電話を持っていれば何とかなる!事がたくさんあります。

ありがとう〜お巡りさん、そしてモベル携帯。

この後、次ぎの目的地モロッコまで18時間かけてどうやって移動したか!?&モロッコ<カサブランカマラケシュ・AIT BEN HADDOU、砂漠でのキャンプ>etcの報告は、また次回のメルマガで、もっと素敵な写真付きで発表します。お楽しみに!